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2004.03.24 午後2時から6時まで...


 
 







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ウェブサイトの「リデザイン」について考える

行きがかり上、リニューアルせざるを得なくなったんだけど、リニューアルしてもどうせ同じことの繰り返しだろう(昨日も書いたが)、というので「リデザイン」することにした。「リニューアルとリデザインはどう違うのか」というと、まぁ、リデザインのほうが気持ちラディカル=根源的だってくらいのもので、定義次第でどうにでもなる。ここであえて「リデザイン」と言ったのは、ウェブサイトそのものの性格や機能から考え直したかったからだ。……書き出すと長くなるんだけど。

■企業サイトでもなく個人サイトでもないものにする

企業サイトというのは「企業や顧客の便宜を図るためのサイト」だし、個人サイトというのは「個人の自己主張のためのサイト」だ。当たり前といえば当たり前だけど、たとえば「それ自身のためのサイト」ってのもあるような気がする。もちろん、結果として作っている人間や見ている人の役に立つのはいいんだけど、それを目的にしない。ということだ。

■サイトにはサイト独自の人格がある。かも。

情報という観点から見ると、人間の人格というのは「取り込んだ大量の情報の集積」でできている、と考えられなくもない。もし、そうだとすれば「大量の情報を持ったサイトもそれ自体の人格を持つようになるのではないか(正しくはユーザーがそのサイトにある種の人格を感じるのではないか)」という仮説は成り立つような気がするのだ。もちろん、それは静的なHTMLで記述されたサイトでは難しいというか不可能だろうけど、モックアップダミーならできそうな気がするのだ。

■人格は「格(格子)」からできている

これも大胆な仮説だね(笑)。いちばんイメージしやすいのはジャングルジムかなぁ。DNAの二重螺旋でもいいし、フラクタルでもいいんだけど、ようするにn次元からなる情報格子が人格の実体であるということです。ただ単に情報をため込んでも構造がなければ人格にはなんないわけで、では、どんな構造をサイトに与えればいいのか、って話になるのでした。

(またいずれどこかに続く)
 

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■2004.03.24

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